2012年10月5日金曜日

第9回オランダ研修

9/28~7日間 しばらくご無沙汰していたオランダに行ってきました。
今回は特に予算が限られていたので参加従業員は2名+同業者御夫婦
+いつも何かやらかす添乗員の私、合計5名での花研修でした


今回この研修で初めてお世話になるKLMオランダ航空
747健在です。再上場を果たしたJALよりお得な価格だったのと、
なにより唯一オランダ直行便になってしまったのでこちらに決定




機内食のビールはもちろんハイネケン




成田から約12時間。スキポール空港到着。
早速空港の花屋さん見学。





こんなクマさん付きのバラ。ありかも~




そしてレンタカーで空港から北へ車で約1時間
かつての港町フォーレンダム



オランダの昔ながらの町並み
こんな跳ね橋も普通に現役




ココでも花屋さん見学






今の為替相場から考えるとかなりお買い得。
以前よりマムがブーケに良く使われていた印象
ボリューム感と色使いがさすがの専門店






スーパーではどこも家庭用の花をお買い得感で展開
こちらは日本と同様




そして今夜の宿泊地エダム。
毎回来ているのに泊まるのは初めて
とにかくどこを切り取っても絵になる町とのんびり穏やかな住人達。
みんなすれ違った時にっこりと笑顔です。



一人で車を駐車場に入れると、虹が!





次回からは定宿にしたい、素晴らしく可愛らしい料理も最高なホテル。
ここエダムにはホテルは3軒ほどしかない。


このホテルはいくつかの古民家を改造して3~4戸の部屋としている
カーテンあけると部屋の中丸見えで、セキュリティ的には心配だけど、
それだけこの町が平和だって事。そういえばここでは警察もみたことない


都会っ子と明らかに違うのは素直そうな表情で解ります






オランダでは良く見かける、傾いちゃっている家。








エダムと言えばチーズが有名。
だけど、ここでチーズの専門店はこの一軒だけ。
オランダのほとんどの商店と同じように夕方6時には閉店。




以前はもう一軒あったけど、今は町で唯一の花屋さん



いつ行っても忙しそうにブーケを作ってます




それでも来店した私達への気遣いも素晴らしく、出来たブーケじゃなく
オーダーした注文にも快く応じてくれます。



こちらで作ってもらったブーケがこれ€20
ホテルで案内してくれた従業員さんにプレゼントしたら、こっちがびっくり
するぐらい喜んでくれた!翌朝にはホテルのオーナーからも感謝され、
その従業員の話、家族の話など嬉しそうにしてくれた。
花束ひとつですごい事になった。みんな花が好きなんだね~オランダ。
今度は日本から何か花を持って行こう



ここのホテルはレストランが素晴らしかった。




笑顔、町並み、花、時間の流れ、ほんとに素晴らしいエダムでした





翌日はフェンローまで約200キロドライブ、今回の研修の目玉でもある
オランダ国際園芸博覧会フロリアードに来ました。
そして今回の足となったボルボ





こんなでっかい長靴がお出迎え




こちらは輸入商社のブース
切花では一番チカラが入っていた様子




タイのブースではバンダの木? 豪快!




 そしてナンとあの国の、あの花が!


巨大な球根ベコニアだったんですね
てっきり空想の花だと思ってました。



そして!

日本ブースはクオリティの高い花達に来客も絶えませんでした






花博?と思えるようなただの民芸品市という国も多数









 とにかく会場が広くて、ゆっくり見ていたらとても一日では回りきれません


花だけではなく食全体、野菜、農業に関するブースも多数








研修4日目アールスメールの世界最大の花市場、フローラホランドへ



とにかく物凄い荷物の量、これ全部アンスリューム!


こちらほとんどバラ、もちろん入荷分のほんの一部です。


先が見えないほどの広さ、でも見えている部分は市場の1/10ほどです。


午後からは世界遺産、風車の村キンデルダイクへ


今回初めて風車内部も見学

当時の生活を再現。子供の人形がちょっぴり不気味。





いつも歩いてみているけど、観光シーズン中で入口の売店が開いていたので
レンタル自転車を借りてみた。なんだか珍しく天気も良くてピクニック気分。


とはいえ、研修ですので花屋さん見学。こーんなブーケ発見。


花材?食材?



世界遺産の中でランチタイム

オランダの国民食エルテンスープ
どろっとして濃厚。温まります。


こんなにいい天気だったのは9回目にして初めてかも!


スキポール空港でレンタカーとはお別れ。




電車でアムステルダムに戻ります。
そして明日は高速鉄道でパリへ

アムステルダム中央駅の花屋さんのブーケ
このボリュームで€8.5とかなりお買い得!

アムステルダムと言えばシンゲルの花市。こちらは一般人が普通に買物出来ます。
お土産用の球根、鉢植え、お土産雑貨が多く、切花を売っている店は少数


町の売店で売っていたベリーミックス、歩き疲れた体に最高



研修5日目パリへ
オランダ~ベルギー~フランスを結ぶ高速鉄道タリス
行きはよいよい帰りは??


出発前に終わらなかった明日の仕入れ中。
wifi接続で仕事も出来ちゃいました。


  
車内カフェで昼食


3時間ちょっとでパリ北駅到着 快適快適
 お隣はフランス高速鉄道TGV


早速花屋さんめぐり。ナンと言っても時間がありません。フランス滞在時間は
約17時間。こちら日本にもある大手花チェーン。ボリューム感と色別展示。
解りやすいプライス。



こちらは別のお洒落な花屋さん
研修の課題でもある「欲しいと思った花を買ってみる」を自ら実践
€4とお買い得なバンダ、実は一輪€4、9輪ついてて€36!
やっぱりいいです、なんて言いません。
裏から店主さん?が出てきて丁寧にラッピングしてくれました。


気になるものは即買い、フランスと言えばクレープでしょ。
一番シンプルな砂糖+バター€2 激ウマ!

同行した店長が買ったブーケ €35 オランダと比べてちょっと高めかな

今回すごく刺激になった花屋さんの一つ
バラの専門店。地面にバラの花びらがちりばめられている。

そして買ったアレンジがこちら

おまけのバラが一輪刺さっていて
アレンジの上には花びらがどっさり。なかが見えない。

これが購入したアレンジ。€9 陶器の器にバラ4本、コケ。シンプル。

もう一人の同行店長はここで購入
イブピアッチェだけのブーケ€45
本人大満足。

モンソー公園でちょっと休憩


パリの朝食と言えばクロワッサン?
そしてこの後大変な事が!

 なんだか乗客が騒然としていて嫌な予感

出発の掲示板を見てもアムステルダム行きが見当たりません
タリス係員に乗車券を見せると、あっさりと「ストライキです」 -0-;;;;;

噂は聞いていたけど、ほんとにあるもんなんですね。
アムステルダムまでどうやって行けばいいの?と聞いたけど。
またしてもあっさりと「今日はムリ」

今日の夕方の便で成田に帰るんだけど~さあ、どうしましょ
出発時刻まであと6時間。一同かちんこちんに凍結。

レンタカーでもかなりギリギリ。タクシーか?
とりあえず、オランダに行ける飛行機を探すことに。
ipadでエールフランスのサイトに接続するもフランス語全く分からず。

どんどんみんなの顔が青ざめて行きます。
この研修前のミーティングで「帰りの飛行機に乗り遅れたら、正規料金だと
目の玉飛び出るぐらいの金額で、最近知り合いがそんな経験をした」
って話をしていたから。。

パリ~オランダ間の航空券だって一応国際線だし、当日片道切符は
けっこうな値段。だけど、オランダ~日本の料金よりは全然安い。
klmに直接電話すると、エールフランス便で4席だけあるとの事。
5人という事を伝えると約5分間待たされた後、なんとかもう一席確保!

でもまだ安心できません。その飛行機の搭乗時間まで2時間切ってるじゃないか!
急いで空港へ!

冷や汗の後、さらに走った汗。「トイレ行きたい」も、「お腹すいた」も誰も言わない。^-^llll
しかもターミナル間違えて、トラムで引き返し!

自動チェックイン機に着いたのが搭乗時間の20分前!
まだ試練が!
3名分の搭乗券発券後、チェックイン機壊れる。。
カウンターで事なきを得るも。この時点で搭乗開始10分前。
冷や汗が止まらない~

搭乗口に着くと今度は悪天候で出発遅れ中~
次から次へとほんとに。。

ほんとに出発するのかなあ



搭乗してからもなかなか出発せず。ここでも20分ほどヒヤヒヤ。

さらにさらに、到着前「アムステルダム強風の為▽×○※なんやらかんやら」
アナウンス。ものすごい揺れ出した~お願い!着陸して~




無事スキポール到着。。
予定より一時間遅れたけど、成田行きには充分間に合う時間。

そして最後は問題なくKLM便にて予定通り帰国。

ハプニングが付きモノのこの研修でも一番のピンチもなんとか乗り切り、
全員無事でなにより。

オランダ、フランスでの経験を生かして二人の店長たちは今後の商売に
励んでくれることでしょう~
























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