2010年12月26日日曜日

年末

僕はあまりテレビを見ないのですが、(子供に占領されているので)

最近モノマネですごい人がいますね。

美空ひばりの物まねの人。

その人のエピソードで、

プロの歌手を目指していたのだけど、

オーディションではことごとく落ちたそうです。

それまでいろんなカラオケ大会で

賞を総なめにしてきた歌唱力がありながらです。

その理由として、「歌に心が無い」って何度も言われたというのです。

歌が素晴らしく上手くても人を感動させられないというのです。

ではどうしたら歌で感動させられるのか?

それはその人が持っている歌唱力を上回る「気持ち」を込めて

歌ったときに、人は心を動かされる。

と、人に言われたそうです。

それを僕が聞いた時に、まさに花屋の商売に繋がる事だと思いました。

いくら技術があっても、花の知識があっても、お客様から接客のクレームを

もらったり、売上が上げられない花屋は「気持ち」が足りないのでしょうね。

自分の技術にあぐらをかいて、お客様をただの「客」としか思っていない。

物日なんて黙っていても売れるもの、なんて思ってたりするんです、きっと。

少なくともオランダ屋はその気持ちを大切にしてきました。

店長たちも無い知恵、無い技術を絞ってお客様に満足いただけるよう、

日々努力しています。


そもそも花なんて一週間で捨てられる、花そのものには価値なんてないと思うんです。

花の価値を最大限高めるのは花屋の気持ち、心だと思います。


これからもオランダ屋は従業員のやる気を引き出し、心を大事に営業して、

お客様に感動してもらえるような花屋を目指したいともいます。

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