僕はあまりテレビを見ないのですが、(子供に占領されているので)
最近モノマネですごい人がいますね。
美空ひばりの物まねの人。
その人のエピソードで、
プロの歌手を目指していたのだけど、
オーディションではことごとく落ちたそうです。
それまでいろんなカラオケ大会で
賞を総なめにしてきた歌唱力がありながらです。
その理由として、「歌に心が無い」って何度も言われたというのです。
歌が素晴らしく上手くても人を感動させられないというのです。
ではどうしたら歌で感動させられるのか?
それはその人が持っている歌唱力を上回る「気持ち」を込めて
歌ったときに、人は心を動かされる。
と、人に言われたそうです。
それを僕が聞いた時に、まさに花屋の商売に繋がる事だと思いました。
いくら技術があっても、花の知識があっても、お客様から接客のクレームを
もらったり、売上が上げられない花屋は「気持ち」が足りないのでしょうね。
自分の技術にあぐらをかいて、お客様をただの「客」としか思っていない。
物日なんて黙っていても売れるもの、なんて思ってたりするんです、きっと。
少なくともオランダ屋はその気持ちを大切にしてきました。
店長たちも無い知恵、無い技術を絞ってお客様に満足いただけるよう、
日々努力しています。
そもそも花なんて一週間で捨てられる、花そのものには価値なんてないと思うんです。
花の価値を最大限高めるのは花屋の気持ち、心だと思います。
これからもオランダ屋は従業員のやる気を引き出し、心を大事に営業して、
お客様に感動してもらえるような花屋を目指したいともいます。
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