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実験開始から9日目。
意外な展開。。。というより、かなり衝撃的結末。
おそらく、早い段階で脱落すると思っていた「砂糖水」と「十円玉」、
なんと!! 花持ち剤よりも状態が良いのです。
砂糖と言っても、実は自宅に砂糖が無かったため、
「◯◯スイート」を使用した。ダイエット甘味料というやつです。
もしかしたら、これが花持ちに良かったのかも。
現在生き残っているガーベラの状態を見てください。
↓ 期待していたが、現状では花の状態が一番良くないハンドソープ。
水だけよりはいいが、あまりおすすめはできない。
↓大本命 花持ち剤
水はもちろん綺麗。しかし若干花の状態が怪しい。
↓ 花が反って入るが、どちらかというと花持ち剤よりいいかも。
↓ そして十円玉。
単なる都市伝説ではないようだ。
もちろん実験前に良く洗って使った。
花の状態は一番良い。
↓茎と水の状態
ハンドソープは水が臭い。限界。
↓ 花持ち剤。
水は綺麗だが、茎が少し変色してきた。
茎が太く長くなっている。
↓砂糖(◯◯スイート) 水、茎共に全く変化なし。綺麗。
↓ 十円玉 こちらも水、茎共に綺麗。
今回の実験で解ったことは、花持ち剤がガーベラの花もちに効果はあるが、
むしろ十円玉、◯◯スイートでもほぼ同じか、良い結果が得られると言うこと。
花屋の立場では、有料で販売している花持ち剤をお客様に買っていただくことが一番。
しかし、消費者の立場ならより安く、手軽に花を楽しめることが良いに
決まっている。無料で花持ち剤を配ればそれに越したことはないが、もちろん
店側にコストは掛かってくる。
また、ガーベラには花持ち剤は効果が薄いという説もあるようだ。
しかしオランダの花持ち剤メーカーの本社に以前行った時には、
はっきりと「ガーベラへの効果もある」と力説していた。確かに水だけよりは
はるかに花もちした。
なにより、店頭でお客様に
「どうしたら花が持つの?」
と聞かれた時に、
「花持ち剤買って入れてください」
と言うより、
「十円玉入れると花持ち剤と同じ効果がありますよ」
のほうが、お客様に喜んでいただけるということ。
そういう豆知識はお客様は大好きだから。
今回の実験結果
ガーベラの花もちに効くのは
1位 十円玉(1個) 9日+
1位 ダイエット甘味料(1.8g一袋) 9日+
3位 花持ち剤 9日
4位 殺菌ハンドソープ 8日
5位 水だけ 7日
酢はガーベラの花持ちには逆効果 4~5日
水は200CC
実験中の水換えなし
室温26~28度くらい
実験場所 トイレ